こんにちは、tetsuです。
私は、配当金以外で複数の銘柄を合わせて10%以上の金利をもらっています。
配当金以外で金利を貰うことが出来ますか?
もくじ
貸株制度があります。
ここでは貸株に関してメリット・デメリットに関して記述します。
個人的に私もかなり使っている手法なので読者の方にも上手く利用していただきたい手法の一つです。
貸株とは、自分が保有している株を証券会社に貸すことで金利を貰い、
証券会社はその株を空売りしたい機関投資家に貸し出します。
現在の金利は0.1%~ 10% まであり銘柄によってさまざまで、また同一の銘柄であっても証券会社で金利が違うこともあります。
現時点で最高金利の銘柄は 3993 PKSHA Technology です。
なんと金利は10%で夢のような金利ですね。
しかし、裏を返せば金利が高くても借りたい機関投資家がいるということです。
3993 PKSHA Technology の直近6か月の動きです。

深層学習などAI関連でテーマ性は申し分無なく時価総額は1820億で、マザーズ市場で第3位です。
途中で2か月ほど調整を入れていてとてもキレイな右肩上がりのチャートですね。
しかし金利が高いということはそれだけ売り圧力が高くなっているのかもしれません。
金利上位銘柄

メリット・デメリットを紹介、解説します。
①金利がもらえる。
②毎月15日に金利がもらえる。
③貸株中でも株主優待が受けられる。
④貸株中でも自由に売却できる。
①金利がもらえる。
配当金と合わせると5%の金利を確保するのは難しくないです。しかし、金利が高いだけで選び株価が下落して損切りになってしまうと元も子もないので、株価と金利のバランスをみる思考が必要です。
②毎月15日に金利がもらえる。
前月分の金利が毎月15日に口座に振り込まれます。
配当金の支払いは、年に1回、または2回(期末配当・中間配当)なので毎月もらので使い道の選択肢が広がります。
③貸株中でも株主優待が受けられる。
SBI証券の優待権利自動取得サービスを設定すると、権利日に自動で本人名義変更してもらえます。(貸株中は証券会社名義に変わります)
④貸株中でも自由に売却できる。
これはどんな状況になっても売却できるので、とても大きなメリットです。売ってしまえば貸株解除の手続きも必要ありません。
①配当金が配当金相当額という扱いになる。
②継続保有特典付き株主優待は受け取れない場合がある。
③NISA口座で買った株は貸株できない。
①配当金が配当金相当額という扱いになる。
もらえる額は大差ないのですが、税金区分が変わってきます。
配当金=配当所得
配当金相当額=雑所得
になります。
配当所得で受け取れば節税をできるケースもあるので私は12月末が権利日だった場合、早めの15日ぐらいになると一回貸株をやめて、権利日を過ぎたらまた貸し出すというひと手間を加えています。
②継続保有特典付き株主優待は受け取れない場合がある。
先ほども出てきましたが、貸株は名義が証券会社に移るので、1年、2年と長く保有すると優待の内容がグレードアップされる優待だと保有日数がリセットされてしまう可能性があるので、継続保有特典がある場合は貸株しない方が無難です。
③NISA口座で買った株は貸株できない。
これが最大のデメリットだと思います。
長期保有前提だとNISA口座であれば5年間非課税になるので、毎回めちゃくちゃ悩みます。
なので銘柄によっては貸株にするかNISA口座にするかケースバイケースになっています。
ですが毎年NISA枠は使い切るようにしています。
金融庁のNISA講座解説
貸株の金利の高い銘柄は、配当金を出していない新興市場が多いのでマ
ザーズ銘柄を専門に扱っている人には重宝する制度です。ぜひ利用して
みましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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